同じフィアット500でも、新旧チンクチェントがあるわけで、現代版をニューチンクとかニューフィアット500と言ってみたところで、そもそも旧車の方も「Nuova500 ヌォーヴァ500」も意味としてはニューチンクエチェントなわけで…
呼び方が難しい。
我が家でも、
妻「どっちに乗ってくの?」
ボク「新しい方。」
妻「え、どっち?」
(旧チンクの方が新参だから)
と、ひじょうにややこしいので、今では「青」と「白」という呼び方に。
さて、本題に戻ってオイル交換の話。旧車の方は下抜きでも至って簡単で(というか上からは抜けない)ジャッキアップするのも500kgほどの車重なので楽。シンプル・イズ・ベストとはよく言ったもので、所有者がメンテナンスするのを前提とした昔の自動車は、実はクルマいじりのハードルが低い。
逆説的なんだけど、現代版のイマ車である新型フィアット500の方をDIYオイル交換(下抜き)しようとすると、なにげに大事でシンドイ。
もちろんFIAT正規ディーラーや専門店、ガソリンスタンドでプロの整備士さんにお願いすればあっという間で、なんてことない作業だろう。専用工具もあるし、何よりリフトが使えるのがでかい。小型車・コンパクトカーとはいえ、今の新しいチンクエチェントはふつうに1トンほどの重量があるから、素人がジャッキアップして下に潜るのはかなり怖い。
まあ、何事も経験なので、やってはみました。詳細はコチラ。
自分の手を汚して(たいして汚れないけど)DIYオイル交換するなら、上抜きで充分だとは思う。完全に抜ききれないというデメリットはあるものの、影響はほぼ無いだろうし、頻度・サイクルを少し短めにすればキレイな状態は保てるのかな、と。