フィアット車の歴史 FIAT500 / Nuova500

フィアット500 モレッティ・クーペ|プリマセリエは日本に1台のみ!? Moretti Coupe 1960 Prima Serie

投稿日:2019-04-24 更新日:

モレッティ・クーペ(Moretti Coupe)という、超・超・超レアな希少種の旧フィアット500がいるのをご存知だろうか?

と、偉そうに言ってはみるけれど、僕だってそんな旧車知らんかったのだ。うん。

この稀有なクラシックカーは、静岡のスティルベーシックさんに現存する。昔ご主人がイタリアで直接買い付けてきたクルマらしい。もちろん非売品である。車検整備でうちの旧チンクを持ち込んだ時に見せて頂いた。

 

モレッティ(Moretti)と言うイタリアの小さなカロッツェリア(自動車工場)が、Nuova500こと旧チンクエチェントをベースに製作したクルマだが文字通りクーペの車体を持つひじょうに珍しい旧チンク。

初期型の500Dタイプをベース車両としたプリマ・セーリエ(Prima Serie / ファーストシリーズ)は、製造台数が極端に少なく、世界的にも現存するのは数台とされているそうだ。おそらく日本にはこの車両1台のみが生息とのこと。

 

FIAT500 モレッティ・クーペの第一世代、プリマ・セーリエともなると、とにかく情報が出てこない。

モレッティ社は、1923年に創業者のジョバンニ・モレッティにより「ファッブリカ・アウトモビリ・モレッティ」(Fabbrica Automobili Moretti S.p.A)としてFIATのお膝元であるトリノのマントヴァ通り38番地に設立。

以下、ガレーヂ伊太利屋さんのHPより引用

レッジオ・エミリア地方に生まれたジョバンニは、少年時代に自動車工業都市トリノへ転居した程、クルマに高い関心を持っていました。自動車製造以前は、オートバイの製造も行なっていました。モレッティとフィアットの創業者ジャンニ・アニエッリの友情のおかげでモレッティはフィアットとの間でフィアット車のシャーシを利用した特製/少量生産モデルの製造に関して好意的な契約を引き出すことができ、フィアット社の特装車輛の製造も多く請け負っていました。また、様々なスポーティな外観のクーペやセダンが1960年代末から1970年代初めにかけて製造を行っており、今回、入庫したクーペ 500Sも当時人気の高かったモデルの1台です。エンジンはフィアット500と同様、500ccエンジンがリアに搭載されているRR駆動となります。そのおかげでフロントにトランクを配置するレイアウトをとる事が出来ました。燃料タンク及びスペアタイヤもご覧のとおり、分かり易く搭載されています。フロントのイエロー・フォグランプや、繊細なカタチをした2本出しマフラーもさりげなくきまっています。1967年までの総生産台数は、約50台と言われています。

 

最初のプリマ・セーリエの後を受けたモデルはFIAT850寄りのデザインとなっている。

そのセカンドシリーズ以降を含めても約50台となると、そもそもファーストシリーズ(プリマセリエ)は何台だったのだろう?博物館級のお宝を目にすることが出来てありがたいなぁ。

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