クラシケ500EV・電気自動車

電動化した旧フィアット500の改造車”クラシケEV"は乗れる?電気で走るクラシック・チンクエチェント

投稿日:2022-01-25 更新日:

画像出典元:museo cinquecento

人類の歴史では、多くの物事が失われてきた。

何かが滅びゆくのも、自然の摂理であり、宇宙の法則。ありのままの姿のまま滅ぶのを美徳とする向きもあるけれど、何事も日進月歩で変化するしバージョンアップと新陳代謝を繰り返すのだし、そもそも進化するのが常態なわけだから、あまりに保守的なのもナンセンスな気はする。

是非が問われるのであれば「アリ」。

それが”クラシケEV”こと、旧チンクエチェント版500eの電動カーへの個人的な所感です。

 

画像出典元:museo cinquecento

チンクエチェント クラシケとは

チンクエチェント博物館が保護・保存に力を入れる「NUOVA 500」は、 1957年〜1975年にわたって累計367万台が製造・販売されたイタリアの大衆車です。 発売以来イタリアで愛され続け、今では世界中に愛好家がいます。 日本では、アニメ「ルパン三世」、映画「グラン・ブルー(Le Grand Bleu)」に登場したことで、より広く知られるようになりました。 このチンクエチェント クラシケを電気自動車にコンバートしたのが、「FIAT 500ev」です。

引用元:museo cinquecento
チンクエチェント博物館 公式HPより

 

もちろんポジティブに捉えてはいるものの、ネット上や自動車雑誌などでは称賛の評ばかりが目立つようにも思えるので、少し現実的な観点から書いてみようかな。(FIAT好きの一個人が好きでやってるブログなので自由なんですよー笑)

端的に言えば、もっとも留意すべきは『安全面』だと思います。

これは故障だの不具合だのという話ではなく、ましてやチンクエチェント博物館さんがつくる500evを批判する気など毛頭なく、シンプルに『旧車は危ない』という前提だけは克服できないということ。

ハード面の改造には限界があるので、たとえばエアバッグやABS(アンチ・ブレーキ・ロックシステム)を装備するといったことはきわめて困難。

そもそもアイコンでありアイデンティティとなる「デザイン」や「フォルム」を後世に残す、保存プログラムの一環でもあるコンセプトなので、やり過ぎなにするわけにはいかない。衝突安全性を確保するためにバンパーなどフロント周りを大幅改修したり、素材をABS樹脂とかFRPに換装するなどの施工はコスト面でも現実的ではなくなる。

もちろんオートマ車になるので乗りたい人のハードルが下がり、オーナーの裾野が広がるのは喜ばしいですけどね!(^-^)

まあ、自動車は新しくても古くても、危険を伴う鉄の凶器であることは教習所で誰もが学んだことですし、自車サイドだけでなく歩行者に対しても危機管理していく必要があるのは当然なので、ある程度は、クラシックカーに対する相応に見識や技術があるドライバーにしぼって運転してもらえればよいかな、というのはあります。

旧チンクエチェント免許!

みたいなの、あったら面白いのに(笑)

 

無論、かなり金額が張る車両ではあるので、そう簡単には誰もが手が伸ばせる筈もなく、杞憂といった所かもしれない。

●FIAT 500 ev
ONE BATTERYタイプ

フルレストア車
5,500,000円
(消費税込)

●FIAT 500 ev
TWO BATTERYタイプ

フルレストア車
6,000,000円
(消費税込)

 

寸 法
全長:2,980mm
全幅:1,320mm
全高:1,320mm
ホイールベース:1,840mm

重量・定員
車両総重量:
590kg(ONE BATTERY)
650kg(TWO BATTERY)
乗車定員:4人

性 能
一充電走行距離:
約40km(ONE BATTERY)
約80km(TWO BATTERY)

駆動用バッテリー
種類:リチウムイオン電池
総電力量:
5.5kWh(ONE BATTERY)
10kWh(TWO BATTERY)

原動機
最高出力:13kW
最大トルク:160N・m

諸装置
駆動方式:後輪駆動
サスペンション 前:シングルウィッシュボーン式
サスペンション 後:ダイアゴナルスイングアクスル式
ブレーキ 前:ドラム式
ブレーキ 後:ドラム式
ブレーキ 回生協調ブレーキ:電動型制御ブレーキ
タイヤ 前:125/SR12
タイヤ 後:125/SR12



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