車検整備を終えて、また一歩、ピシっと仕上がってきた我が家の旧チンク。やはり、FIAT500系(旧車)を得意とする老舗のプロショップにお任せして良かった。とりあえずの車検を通すだけならユーザー車検でも何とかなった可能性はあるけど、ちゃんとしたスキルが身につくまでは、自己流に走るのは間違いなくNG。基準となる状態が分からないからだ。
大雨の中をどうにか箱根越えして戻ってきて、ようやくの晴れ間に少し走らす。アイドリングも安定して快調なのだけど、どうもリアのエンジンルームから低周波の金属音が聞こえる…。低回転時に音が大きくなるので、何かがエンジンの振動を受けてブーミングしている。
アイドリングさせたまま、キャブレターにつながるアクセルのレバーを手で引っ張ってスロットル開閉をしながら耳をすませると、ハウリングしてる箇所を特定できた。エアクリーナーボックスのカバーが共振している。
これまでそんな事なかったのに、急になんでやねん?と思いつつ、しっかり嵌め直すも、やはり走り出すと鳴ってしまうので、とりあえずは接地面に紙を挟む。これで一応は鳴らなくなった。エアの妨げにはならないので大丈夫。
ほんとは溝のあるゴムパッキンみたいなのを噛ませたいので、今回のところは応急処置。このように、なんとでもなるのが旧車のチンクエチェントならではの良い所。
トラブルというほどの事ではないけど、毎日どこかしか変化があって本当に飽きないのだ!