チンク仲間のご夫妻のお家に遊びに行った。大磯までプチ☆遠出。
この日、初めての高速デビュー(新湘バイパスをちょこっとだけど)も果たす。まだETCが付いてないので一般レーンで、お約束のオープントップから手を伸ばしてお金のやり取りをする方式(やってみたかったw)。まだ仕上がってるとは言えない我が家の旧チンクなので、全開走行は自重したものの『やっぱり80キロ巡航が精一杯だろうナ』という感じはした。
さて、念願の500S(チンクエチェント・エス)とのツーショット♪
やはり新旧フィアット500は並べると楽しい。可愛さ倍増だ。
それに、カントリーポリタンイエローの500Sとは、互いの色合いが映えてとってもステキな組み合わせなのだ!
一年ちょっとぶりの再会で積もる話も盛り上がり、和やかな午後のひと時を過ごした後に、3人で旧チンクに乗り込みすぐ近くの湘南平に向かう。・・ものの、面白いくらいに劇的に、白煙もくもくアクシデント発生!!
最初はうっすら車内に煙が入ってきて、3人乗り&急勾配でちょっとエンジンに負担かかってるかなー?くらいに思ってたら、みるみる車内が焼肉屋みたいに白くなって、バックミラーごしに煙がモクモク・・!
ひょっとして燃えてる!?とビビリながら、急な上り坂ながら慌てて停車して状態チェック・・
炎上こそはなかったものの、煙の正体は、エンジンオイルが漏れてマフラーに付着したのが原因。
ただ、それなりの量が降り掛かかり、エンジンルーム内にも飛散していたことからすぐにオイル漏れの発生源は特定できた。レベルゲージが1センチほど浮いていて、オイルが噴き出ていたのだ。・・いやいや、でもこれ、マフラーの熱がもっと高温になったら気化して発火する可能性もあるから危なかった!
さすがに白煙モクモクな状況で冷静に写メなんか撮る余裕はなく、ある程度落ち着いた時点で撮影。でも、写ってないけど煙はまだ出てる。せっせと拭き取ってるところ。後から来た若いカップルの車が止まって声を掛けてくれた。路肩に停めてると、けっこう心配してくれることが多い。それなりに、みんなお年寄り(→クルマ)に優しいのだ。また、旧チンクの役得でもある。
振動でディップ(レベルゲージの棒)が抜けるのは旧チンクあるある。
話には聞いて知ってたけれど、一応バネを引っ掛けて対策されてたから大丈夫だろうとタカをくくって。まさかこんなタイミングで浮くことになるとはな~・・
ただ、偶然のアクシデントなんかではなくコレは必然。
初めての旧チンク3人乗りで、やや路面の荒れた山道を登ったので、何度かガタンッと跳ねたときのショックが増幅されたのだろう。なるほどー、ちょっとした状況の変化で顕著に負荷の掛かり方が変わってくるわけか・・。旧車、奥が深いな・・!
飛び散ったオイル(まだ軽微と言える程度)を拭き取って、オイルの量をチェックして、まずは走行に問題なさそうだったので少しの間アイドリングで状態チェックの後に再出発。
異常を感じたら、即停車。これは旧車の鉄則だなー、と改めて感じた。いい教訓となった。
そのまま無理してたらオイルだだ漏れでオーバーヒートした可能性もある。まあ、しかし、エンジン本体の問題では無かったのは何よりである。負荷が掛かり過ぎてのヤバイ状態(エンジンおしゃか状態)が頭の片隅をよぎったのは事実。まだまだエンジンは元気な個体なので、周辺のサブシステムがきっちり仕事できるように整えてあげないとイケナイね。まさに整備。整えて備えるのだ。
無事に(?)湘南平の公園に到着。ふう。よかったよかった。
ここは、初めて買ったニューフィアット500の空色号(チャチャチャアズール)で8年前くらいに来た、懐かしい場所でもあった。
まあ、何はともあれ、貴重なトラブル経験ができたし楽しかった♪
終わり良ければ全て良し。経験は財産である。
次から次に色んなコトが起こって面白いね。オールドチンクは。さすがクラシックカーだね。期待を裏切らない安定のトラブルな日々(笑)でも、これって機械のせいじゃなくて人間次第なわけで、一つ一つ学びながら克服していかないといけない課題なのだ。傾向と対策は必須。まあ、でも、そこそこ故障や不具合があった方が可愛げがあるのも事実♪
これまでの走行と、今回のオイル漏れを考慮して、またオイル交換して増量しておこう。そして、レベルゲージが浮かない為の対策。あと、補給様の予備のエンジンオイル携帯はやはり必要なので、そのつもりで用意しておいたオリーブオイルの瓶に充填して持っておこう。
参考リンク