旧チンク 整備日記 点火系 / プラグ・デスビ

123イグニッションに換装されたディストリビューター|旧チンクエチェントに心強いパーツ!

投稿日:2019-01-03 更新日:

うちに来た旧チンクにはディストリビューターの配線がないと思ったら、123ignition(イグニッション)というフィアット500&FIAT126エンジン用の強化部品に換装されていた。

既存のディストリビューターを利用し、組み込むことで、ポイント、コンデンサー、ディスローター、ディスキャップが不要となり、進角はコンピュータによって制御されるという。つまり調整不要のスグレモノ。

ダブルコイルを使用する設計で、力強い火花は、始動性と経済性を改善!してくれるらしい。

 

 

まあ、仕組みはよく分かってないのだけれど… おいおい勉強しましょうか。

以下引用。

123-ignition/FIAT-PLUSはFIAT500とFIAT126エンジン用のコンプリート・ディストリビューターです。
123/FIAT-PLUSを組み込むだけで、他に何かをつけたり、ポイント・コンデンサーやローターやキャップを外す事は二度とありません。
進角はコンピュータによって制御されます。一旦セットすれば後の調整は不要です。

123/FIATは123/FIAT-COIL等、ダブルコイルを使用する設計です。
123/FIAT-COILの力強い火花は、始動性と経済性を改善します。

点火タイミングに内臓LEDが点灯 しスタティックタイミングの調整が簡単に行えます。

何が今までと違うのか

これまでにあったフルトランジスターイグニッションは、オリジナルの機械式の遠心力を使った進角システムが取り付けられたままです。 セミトランジスターイグニッションにいたっては、元のポイントを使用しているためエンジンの不均等な摩耗や偶発的振動などの影響を受けます、不正確なカムに頼っているため各シリンダには不正確な点火時期にならざるをえないのです。さらに、外部モジュラーやアンプの取り付けが必要です。123ignitionは違います。オリジナルのポイントボックスがあった所にシンプルなモジュールを装着するだけ。全てが1つになっています。カムや進角ウエイト、ポイント、コンデンサーは全て取りさります。 進角ウエイトの支点となっていたドライブピンに2個の強くて、小さいマグネットを取り付けるだけ、それだけで123ignitionは取り付けられます。まだまだあります…

取り付け
123ignition以外の今までのエレクトロニック・イグニションは外部ユニットやアンプの取り付けが必要です。 複雑なハーネスやコネクターの場所を決め、配線を固定しなくては なりません。 ほとんどの場合、適当な場所は遠く、ハーネスは余ってしまいどこかに束ねる必要がありました・・・

可変ドエルレシオ
ポイント式やセミトランジスターイグニッションのモデルではポイントギャップを確実に調整してもドエル角は一定のままでなので、高回転域でのスパークにはIGコイルのチャージは不充分となりがちです。ドエル角コントロールはそこに意味があります。他社のスポーツバージョンでのパフォーマンスを123ignitionはベーシックモデルからドエル角の問題として対応しています。

バランスのとれた滑らかなエンジン

どうして123ignitionはエンジンをスムーズにするのか?
通常のエンジンは、ポイントを押し上げるカム自体が磨耗や曖昧さのために、わずかに左右のシリンダーのタイミングがずれています。123ignition はこの問題を2つの方法で解決しています。第一にカム は取り去って不要としました、第二にたとえ二つのマグネットが均等な信号を発しなくても完璧なタイミングに補正するソフトウエアが組み込まれていのです。
回転部
加えて遠心進角にかわって、(シンプルな1つのモジュールの中にまとまった)複雑なソフトウエアによって進角制御され非常に滑らかに反応するようになります。1,000~3,000回転といった低回転での繰り返しの走行時でも、ウエイトを残したままのイグニッションシステムでも点火時期をコントロールできているのでしょうか?ベアリングの中のわずかな磨耗さえアドバンスカーブに影響するのです。

加工を必要としないシンプルな取り付け
力強く滑らかなエンジン


メンテナンスフリー
可変ドエルアングルは低回転でのIGコイルのオーバーヒートを防ぎ、全域においてスパークを安定させます。
始動性の向上
排気ガスの改善
燃費の向上
IGコイルの焼付き防止(エンジン停止後1秒で電源供給を停止します)
点火時期に内臓LEDが点灯
高いコストパフォーマンス



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