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フィアットバースデー☆新旧チンクエチェントの誕生日を祝う公式イベント!FIAT PICNIC フィアットピクニック

投稿日:2019-07-07 更新日:

今年もフィアット・バースデーこと『FIAT PICNIC 2019』が富士北麓で開催~☆

ここ何年かは仕事を調整できる状況なので、2017、2018に続いて3年連続で足を運ぶことに。あいにくの雨ながら充実の一日♪

フィアット・ピクニックはFIAT公式のお誕生日イベント。

ご存知の通り、旧車の方のヌオーバ500と現代版ニューチンクは同じバースデイで、どちらも7月4日にデビューしている(新型500の発表は、50年後の2007年7月4日に合わせて盛大なセレモニーが行われた)

愛らしくてキュートな佇まいで、新旧チンクエチェントともに今なお世界中のファンのハートを離さないイタリアを代表するクルマ… それがフィアット500で、1899年のFIAT創設から120年に渡る歴史においても、中心的かつシンボリックな存在感をずっと自動車史に刻み続けているTHEイタリアンスモール。

 

2017年に千葉「一番星ヴィレッジ」で開催された「CIAO FIAT! 10th BIRTHDAY 2017」では、新型フィアット500の10周年&ヌオーバ500(旧チンクエチェント)60周年となり、記念碑的に初企画された「MY FIATデコレーションコンテスト」がハッピーバースデーを盛り上げ花を添えた。

会場となったキャンプ場の芝生を華やかに彩った新旧フィアット500の中、初代チャンピオンとなったのは68年製の白い旧チンクエチェント(たぶん500F?)で、これがまたすっごく可愛かったぁ~♪

フロントのABARTHエンブレムにリアフェンダーにかけてのチェッカー柄、トリコロールのサイドストライプと、そのままでも素敵な装いなのに屋根には可愛らしいガーデン(ジャルディーノ)が…♪

コンテストは好評を博し、翌年「FIAT PICNIC 2018」にも開かれ…

グランプリの栄冠に輝いたのは素敵なマットグレーのFIAT600D(セイチェント・ディー)

チンクエチェント同じくオールドカーの600(セイチェント)は、おなじみNuova500が誕生する前のモデルで、どちらかと言うと日本ではマイナーな部類に入るためあまり知られていない。実車を目にする機会もそれほど多くはないかな。

これまた美しく保たれたボディに、見事に咲き乱れる薔薇の花。色調とのコントラストも抜群。お隣にはペアルックで前年優勝の白チンク君も並び(お友達らしい)、異国情緒あふれる素晴らしい雰囲気を醸し出していた。クラシックカーは車体そのものがアートでもあるね。

 

僕はFIATのバックグラウンドとか歴史も好きで、1899年にジョヴァンニ・アニェッリ達から始まる『トリノ・イタリア自動車製造所』すなわちF.I.A.Tの頭文字を取った「Fabbrica Italiana Automobili Torino」の成り立ちから、120年という長きに渡る伝統は素晴らしいこと。

少なくとも、120年の内の20年間は旧車のフィアット500に憧れていたし、10年間は新型チンクエチェントに乗ってきたのだから、人生の一部と言ってもいい。いや、実際そうなのだろう。(ルパン三世のおかげかな?)

 

来年のフィアット・バースデー「FIAT PICNIC 2020」は晴れるといいなぁ~!



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