旧フィアット500のプラグ交換。燃焼に不具合を感じることはないものの、旧車を手に入れたならまずは手始めにスパークプ
NGK(エヌ・ジー・ケー/日本ガイシ)のBP6HSは近所のホームセンターでもバイク用品売り場にたいてい売っている。基本的にはネットで購入する方が安いのでストックをまとめ買いしておくといい。チンクにも2本は予備を積むようにしている。BOSCHのW8ACも同規格なのでこちらでもいいけどやはりNGKの方が見つけやすいかな。
失火など自覚症状はなかったけれど、だいぶ黒く焼けている。白ければ焼け過ぎだし、理想はキツネ色とよく言われるが、ちょっと不完全燃焼っぽい黒さではある。キャブのアイドリング調整など対処は必要かもしれない。
旧チンクエチェントの点火プラグは21mmソケットのプラグレンチで外す。
こちらもネットで購入した。
ラチェットハンドルを持っているならプラグソケット(21mm)だけ買ってもいい。ガスケットのサイズは16mmも主にバイク用で一般的なので間違えないように気をつけよう。
そこらのホームセンターや量販店でも入手可能だが、できればマグネットでプラグを吸い付けるタイプがいい。エンジンカバー内に点火プラグを落っことしてしまうと取り出すのがかなり面倒だからだ。
プラグは先端にターミナルが付いてるので外す。(上の写真はターミナルが付いてる状態)
ネジ式だが固いと指では滑ってしまい回せないのだけれど、ラジオペンチで簡単に緩められる。そんな簡単なことも、初めてだとイチイチ失敗したりして回り道しちゃうけど、誰だってそういう試行錯誤を繰り返して一人前になっていくのだ。素人なんだから恥ずかしがらずにミスりまくってやろうと思う。
プラグコード
エンジン不調の原因は電装系がほとんどらしく、何らかの電装系トラブルが生じるとすればエンジンに近い側から。原因を探るときはまずはスパークプラグ周りを疑うのはセオリーとのこと。
まあ、エンジンに簡単にアクセスできるのが旧車ならではで、交換の作業自体は楽なもの。慣れれば数分で出来る。さくっと交換して、エンジンを掛けてみると… めちゃくちゃ始動が良い!さすが新品スパークプラグは違うぜ!
というわけで、ガソリンも無いので給油がてら試運転…と、何気なく思ったらメーターパネルに目をやると、BENZINAランプ(ガソリン警告灯)が点いとるやんけ!なんで!?(ちょうど写真のときは点滅して消えたときだが)
ネットで調べた通り、走り出すとうっすら点滅している。え~、今まで2回もガス欠までピカリとも点かなかったクセにィ~。うーん、まあ、そういうもんか。でもなんでだろう?プラグとか関係あるのか?それともお決まりの接触不良がなんかの拍子で解消した?かといってアテには出来ないので残量は常にチェックしとこう…
給油時の走行距離は、
32,222km
ネットの掲示板で議論されてたガソリン談話を参考に、今回はレギュラーガソリンを満タン入れてみた(少しハイオクが混ざってるけど)始動性、アイドリングともに問題なし。匂いが強いという話だったが、意識しないと差はない。ハイオクだってガソリン臭いのは一緒だ。まあ、確かに少し臭いかな、とは思ったけど。
エンジン音が少しこもった、というか高音から低音になった感覚はある。少し吹け上がりは鈍くなったかも?
しかし、セッティングを調整してみないことには比較しきれないので、ホームセンターの駐車場でキャブのアイドリング調整。少し絞り過ぎて心許ない感じになってしまったので、明日再調整。
あと、リアのグリルを外して補修にまわす。もちろんDIY
ネジ止めなので簡単に外せる。あとで知ったがこれは500Fの初期型パーツらしい。
塗装剥がれや割れはともかく、裏側のサビから処理していかないとアカンなー。
エアインテーク内は、長年の土埃が堆積してかなり汚い。徹底的な清掃が必要だ。
日没のため今日はここまで。
走行距離
32,240km