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チンクエチェントに憧れて、20年後に乗ることが叶った半生をなんとなく振り返ってみる

投稿日:2019-04-13 更新日:

20歳近くも年が離れている従兄弟が、どうやら料理人を志してるらしく将来は店も持ちたいと考えているという。

お互い遠方に住んでいるので彼が生まれたばかりの時を含め、実は2回しか会っていない。ちょっと縁遠かったイトコ同士だが、叔父と一緒に僕の地元に訪ねて来るそうだ。又聞きなので本人と会ってみないと分からないものの、僕の話を聞いてみたい?らしい。もしそうなら、光栄ではある。きっと同じ穴の狢(むじな)なのだろう。

叔父は僕と似た人種である。というか、僕が似たのか。支配人としてホテルマンを勤め上げた立派な人だ。もともとは調理師学校の講師なども務めた料理畑の人。影響というか血なのだろうか、僕もコックになり、叔父の長男である従兄弟も今まさに同じ様な道を志している。

ルパン三世の愛車に憧れて♪フィアット500との出会いはカリオストロ!初めてチンクに乗った日

もう一つのブログサイトcinquecentistaの方でも、以前の記事で書いたことがあるのだけれど、僕が料理人を目指し始めた18~19歳の頃にバイトしていたフランス料理店のシェフが黄色いチンクエチェントに乗っていた。

ご多分に漏れず、ルパン三世のカリオストロの城でFIAT500というイタリアの車を既に知っていたので、なんだか運命めいたものを感じた。

レストランは夜が遅くなるので帰りは最寄りの駅までシェフの旧チンクで送ってもらってたけど、不思議なくらいディティールを覚えていない。緊張していたのだろう。駆け出しの若造だった僕にとってシェフはとても怖かった。もちろん仕事が終われば淡々としているのだが、結局リラックスして接することは出来なかったと思う。子供だったんだな、と思う。

 

さて、先述の従兄弟くんは今ハタチくらいだった筈だけど、チンクエチェントとか車に興味があるのかは知らない。イタリア料理をやっていたそうだが、今は中華でホールサービスを学んでいるらしい。

20歳も年下だと、正直よく分からない。ジェネレーション・ギャップは少なからずある。時代も価値観も違うのだから進路相談みたいなこと出来やしないし、大して意味もないとも思う。当の本人が風を感じて、選択して進むしかない。外食産業とか料理業界がどうなっていくのか僕なりに見解はあるものの、これから現役を迎える世代にとやかく言ったって仕方ないのだ。

ただ、気持ちというか心中はトレース出来る。青春時代は20年近くも前だけど、半生とはいえ最近のようなものだ。あの頃の感覚はまだ残り火のように燻ぶっている。きっと大して変わっていないのだろう。人間的な未熟さは。経験値の分、いろいろとバランス調整が上手くなっただけの話だ。

だから、アドバイスするなんておこがましくて、僕の方こそが若い彼からアグレッシブに吸収したいし、すべきと思う。表面的にオトナの立ち位置で取り繕おうとせずに、直球ストレートで逆にがんがん質問をぶつけてみたい。楽しみだ。

 

今回はチンクエチェントの話から逸れてしまった気もするけど、自分にとって重要なパーツでもあるFIAT500という車、ぜひ叔父と従兄弟を乗せて走りたいので明日はメンテナンス・デーだな。人の心の最適解を導き出すのが機械だったりする、これはAIが現実味を帯びてきてる現代・未来に限らず、昔から時にはあったコトなんだろうなー。

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